マクドナルドは「体に悪い」と言われることがありますが、
実際にはすべてのメニューが同じように負担が大きいわけではありません。
特に注意したいのは、高カロリー・高脂質・高塩分になりやすいメニューを、
ポテトやナゲット、甘いドリンクなどと重ねて食べることです。
一方で、ハンバーガー単品には比較的カロリーを抑えやすい商品もあります。
まず気になる「添加物」について確認し、
その後、マクドナルドの中でも特に注意したいメニューをランキング形式で紹介します。
マクドナルドの添加物は体に悪い?
結論からいうと、マクドナルドの添加物そのものを理由に「危険な食品」と考える必要はありません。
日本マクドナルドは、食品添加物について、食品衛生法で使用が認められているものを、
製品や原材料の品質・おいしさを目的として必要最低限の範囲で使用していると説明しています。
さらに、ハンバーガーに使われるビーフパティについては、食品添加物、保存料、つなぎ、調味料を使用していません。保存料や防腐剤を使わず、温度管理によって品質を保っています。
「マクドナルドは添加物が多いから体に悪い」という見方よりも、
実際に注意したいのはカロリー、脂質、塩分、糖質、揚げ物の量などです。
また、「マックのハンバーガーは腐らないから保存料が大量に入っている」という話もありますが、少なくとも日本マクドナルドはビーフパティについて保存料・防腐剤を使用していないと明記しています。

マクドナルドの体に悪いメニューランキング
ここでは、単純なカロリーの高さだけではなく、カロリー・脂質・飽和脂肪酸・糖質・塩分・揚げ物であるか、さらに他のメニューと組み合わせたときの負荷まで含めて総合的に判断します。
| 順位 | メニュー・ジャンル | 主な理由 |
|---|---|---|
| 1位 | 高カロリー・高脂質の大型バーガー | 肉・チーズなどが重なり、カロリー・脂質・塩分が高くなりやすい |
| 2位 | マックフライポテト | 揚げ物で脂質・カロリーが高く、バーガーとの組み合わせで負荷が増える |
| 3位 | チキンマックナゲット | 衣をつけて揚げるため、脂質・カロリー・塩分が高くなりやすい |
| 4位 | マックシェイク・甘いドリンク | 食事とは別に糖類・カロリーを追加しやすい |
| 5位 | てりやき・チーズ・ベーコンなど濃厚系バーガー | ソース・チーズ・ベーコンなどで脂質や塩分が増えやすい |
| 6位 | マックフルーリー・パイなどのデザート | 食後に追加することで糖質・脂質・カロリーが上乗せされる |
| 7位 | 揚げ物系サイドメニュー | バーガーに追加すると脂質・カロリーが増えやすい |
※期間限定商品は入れ替わるため、代表的なレギュラーメニューを中心に判断しています。
1位 高カロリー・高脂質の大型バーガー
マクドナルドのバーガーで特に注意したいのは、肉やチーズなどを重ねたボリュームの大きい商品です。
例えばビッグマックは524kcal、脂質28.0g、飽和脂肪酸10.77g、食塩相当量2.7g。
さらに夜マックの倍ビッグマックになると、パティが増えるため負担はさらに大きくなります。
特に「バーガーだけでかなりのカロリーを摂っているのに、さらにポテトと甘いドリンクを付ける」という食べ方には注意が必要です。
2位 マックフライポテト
マックフライポテトは、S・M・Lそれぞれ225kcal、410kcal、517kcalで、Mサイズでも410kcalあります。
問題は、ポテトそのものが揚げ物であり、バーガーと一緒に食べることで脂質・カロリーが重なりやすいことです。
ハンバーガー単品なら300~500kcal程度の商品も多いところに、
ポテトを追加すると食事全体のカロリーが一段上がります。
3位 チキンマックナゲット
チキンマックナゲットは、5ピースの時点で262kcal、脂質15.9g、飽和脂肪酸5.9g、食塩相当量1.2gあります。ソースは別計算です。
ナゲットは鶏肉そのものだけでなく、衣をつけて揚げる食品です。
そのため、鶏肉を使っていても脂質やカロリーはそれなりに高くなります。
さらに、バーガーやポテトと一緒に注文すれば、揚げ物が重なることになります。
15ピースになると786kcal、脂質47.8g、食塩相当量3.5gまで増えますが、これは「15ピースだから危険」という話ではなく、単純に食べる量が増えた結果です。
4位 マックシェイク・甘いドリンク
マクドナルドで意外と見落としやすいのが、飲み物から摂る糖類です。
マックシェイク バニラはMサイズで367kcal、炭水化物72.2g、糖類56gあります。
これが重要なのは、シェイクを「食事」として考えず、飲み物として追加してしまいやすいことです。
例えば、バーガー+ポテト+マックシェイクとすると、
バーガーとポテトでカロリーを摂ったところに、さらにシェイクの糖類とカロリーが加わります。
甘いドリンクは、食事の満足感を大きく増やさないままカロリーや糖類を追加しやすいため、
健康面を考えるなら優先的に見直したい部分です。

5位 てりやき・チーズ・ベーコンなど濃厚系バーガー
同じハンバーガーでも、具材やソースによって栄養成分はかなり変わります。
代表的な商品を比較すると、次のようになります。
| 商品 | カロリー | 脂質 | 飽和脂肪酸 | 糖類 | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|---|---|
| てりやきマックバーガー | 485kcal | 31.3g | 9.51g | 8g | 2.2g |
| ビッグマック | 524kcal | 28.0g | 10.77g | 8g | 2.7g |
| ダブルチーズバーガー | 459kcal | 25.1g | 12.11g | 7g | 2.9g |
| チキンフィレオ | 479kcal | 23.8g | 6.70g | 6g | 3.0g |
| ベーコンレタスバーガー | 362kcal | 19.4g | 7.31g | 5g | 2.2g |
| エグチ | 390kcal | 19.0g | 7.84g | 7g | 2.1g |
この中でも、てりやきマックバーガーは脂質31.3g、飽和脂肪酸9.51g。ビッグマックは脂質28.0g、食塩相当量2.7gあります。
一方、ベーコンレタスバーガーは362kcal、脂質19.4g。エグチも390kcal、脂質19.0gです。
同じ「ハンバーガー」でも、どの商品を選ぶかでかなり差があることが分かります。
6位 マックフルーリー・パイなどのデザート
デザートは、それ単体だけを見れば極端に高カロリーとは限りません。
例えばホットアップルパイは211kcal、脂質10.9g、炭水化物26.2g、食塩相当量0.6gです。
マックフルーリーのようにチョコレートやクッキーなどを組み合わせた商品では、
さらにカロリーや糖質が増えます。
ここで注意したいのは、「食事+デザート」という追加の構造です。
バーガーとポテトだけで十分なカロリーを摂っているところに、
さらに甘いデザートを追加すれば、食事全体としては当然重くなります。


7位 揚げ物系サイドメニュー
マクドナルドには、ポテトやナゲット以外にも揚げ物系のサイドメニューがあります。
例えばシャカチキは1個で約243kcal、脂質12.8g、食塩相当量1.6gです。
単品で考えれば、必ずしも極端な数字ではありません。
ただし、バーガー+ポテト+シャカチキのように揚げ物を重ねると、食事全体の脂質やカロリーが増えていきます。
そのため、揚げ物系サイドは「絶対に避ける食品」というより、
すでにポテトを食べるなら、さらに揚げ物を追加しないという選び方が重要です。

マクドナルドの主な商品のカロリー・栄養成分一覧
マクドナルドの主な商品について、カロリーだけでなく、
脂質・飽和脂肪酸・炭水化物・糖類・食塩相当量も比較してみましょう。
100gあたりではなく、実際に注文して食べる1商品あたりの数値で比較しています。
ポテトはMサイズ、ナゲットは5ピースを基準にしています。
| 商品 | カロリー | 脂質 | 飽和脂肪酸 | 炭水化物 | 糖類 | 食塩相当量 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ハンバーガー | 259kcal | 9.5g | 4.01g | 30.3g | 6g | 1.4g |
| チーズバーガー | 310kcal | 13.5g | 6.41g | 31.0g | 7g | 1.9g |
| エグチ | 390kcal | 19.0g | 7.84g | 31.2g | 7g | 2.1g |
| ベーコンレタスバーガー | 362kcal | 19.4g | 7.31g | 28.9g | 5g | 2.2g |
| てりやきマックバーガー | 485kcal | 31.3g | 9.51g | 37.4g | 8g | 2.2g |
| ダブルチーズバーガー | 459kcal | 25.1g | 12.11g | 31.8g | 7g | 2.9g |
| ビッグマック | 524kcal | 28.0g | 10.77g | 42.0g | 8g | 2.7g |
| チキンフィレオ | 479kcal | 23.8g | 6.70g | 47.0g | 6g | 3.0g |
| マックフライポテト M | 410kcal | 20.6g | 7.66g | 52.7g | 0g | 0.6g |
| チキンマックナゲット 5ピース | 262kcal | 15.9g | 5.90g | 14.4g | 0g | 1.2g |
| ハッシュポテト | 157kcal | 10.2g | 3.65g | 14.8g | 0g | 0.8g |
| ホットアップルパイ | 211kcal | 10.9g | 3.60g | 26.2g | 9g | 0.6g |
| マックシェイク バニラ S | 214kcal | 3.3g | 2.27g | 42.1g | 33g | 0.3g |
| マックシェイク ストロベリー S | 226kcal | 3.6g | 2.44g | 44.3g | 33g | 0.3g |
※マクドナルド公式の最新栄養情報をもとに作成。商品・栄養情報は変更される場合があります。
特に注目したいのが、カロリーだけでは分からない差です。
例えば、ハンバーガーは259kcalですが、てりやきマックバーガーは485kcal。カロリーだけでも226kcalの差がありますが、脂質は9.5gに対して31.3gと大きく変わります。ビッグマックも524kcal、脂質28.0g、飽和脂肪酸10.77g、食塩相当量2.7gです。
一方、マックフライポテトMは410kcal、脂質20.6g、炭水化物52.7g。
バーガーとは別の商品なのに、1品で400kcalを超えます。
さらにマックシェイク バニラSは214kcalですが、糖類は33g、炭水化物は42.1gあります。
マクドナルドで本当に注意したいのは「組み合わせ」
マクドナルドでは、単品の数字だけでなく、何を組み合わせて食べるかが重要です。
例えば、次のような組み合わせを考えてみましょう。
| 組み合わせ | カロリーの目安 | 特に注意したい点 |
|---|---|---|
| ハンバーガー+ポテトM+無糖ドリンク | 約669kcal | ポテトで脂質・炭水化物が増える |
| てりやきマックバーガー +ポテトM+無糖ドリンク | 約895kcal | バーガーの脂質+ポテトの脂質が重なる |
| ビッグマック+ポテトM+無糖ドリンク | 約934kcal | 1食で900kcalを超える |
| てりやきマックバーガー +ポテトM+シェイクS | 約1,109kcal | 脂質の多いバーガー+揚げ物 +糖類の多い飲み物 |
| ビッグマック+ポテトM+シェイクS | 約1,148kcal | 高カロリー・高脂質に加えて糖類も追加 |
| ハンバーガー+ナゲット5ピース +シェイクS | 約735kcal | 揚げ物+甘い飲み物が重なる |
| バーガー+ポテトM +ナゲット5ピース+シェイクS | 約1,000~1,300kcal | 揚げ物2品+甘い飲み物の組み合わせ |
特に注意したいのが、
①バーガー
②揚げ物
③甘いドリンク
の3つを同時に選ぶパターンです。
例えば、てりやきマックバーガー485kcal、マックフライポテトM410kcal、マックシェイク バニラS214kcalを組み合わせると、合計1,109kcalになります。個々の商品だけを見ていると気づきにくいですが、3つを合わせるとかなり大きな数字になります。
逆に、バーガーを選んだら飲み物を無糖にする、ポテトを食べるならナゲットを追加しないなど、「重いものを重ねない」選び方なら、マクドナルドでも食事全体を抑えやすくなります。
マクドナルドで体にいい組み合わせは?
「マクドナルドで体にいい食事」を考えるなら、何か特別な健康メニューを探すより、
高カロリーなものを重ねないことがポイントです。
例えば、
| 選び方 | 組み合わせの例 |
|---|---|
| バーガー+無糖ドリンク | エグチ+コーヒー・無糖のお茶など |
| バーガー+サイドを控えめに | ハンバーガー+サイドサラダ |
| ポテトを食べるなら甘い飲み物を避ける | バーガー+ポテト+無糖ドリンク |
| 揚げ物を重ねない | バーガー+ポテト、またはバーガー+ナゲット |
| 濃厚バーガーを選んだら追加を軽くする | てりやき系バーガー+無糖ドリンク |
バーガーなら、エグチは390kcal、脂質19.0g、ベーコンレタスバーガーは362kcal、脂質19.4gです。
「マクドナルド=全部ダメ」と考える必要はなく、
一度の食事で高カロリーなものを何個も重ねないだけでも選択肢はかなり広がります。
マクドナルドのソースは控えたほうがいい?
ソース類は少量なので、食事全体に占める影響はバーガーやポテトほど大きくありません。
ただし、ナゲット15ピースではソースが3個付くように、
量が増えれば当然カロリーや糖質なども追加されます。
健康面を気にするなら、「ソースを絶対に使わない」より、必要以上に追加しないくらいで十分です。
マクドナルドの「体にいいメニュー」はある?
マクドナルドにも、比較的選びやすい商品はあります。
特に、
- ハンバーガー
- エグチ
- ベーコンレタスバーガー
- サイドサラダ
- 無糖のコーヒー・お茶など
は、組み合わせ次第で食事全体を抑えやすい選択肢です。
例えばハンバーガーは259kcal、脂質9.5g、食塩相当量1.4g。エグチは390kcal、脂質19.0gです。
「体にいい」というより、マクドナルドの中で比較的負担を抑えやすい商品を選ぶという考え方が現実的です。
マクドナルドは「何を重ねるか」が大事
マクドナルドのメニューは、単品だけで見ればカロリーや脂質にかなり差があります。
特に注意したいのは、高カロリーなバーガー+揚げ物+甘いドリンクという組み合わせです。
逆に、バーガーを選んだら飲み物を無糖にする、ポテトを食べるならナゲットを追加しない、濃厚なバーガーを選んだらデザートを控えるなど、「重いものを重ねない」だけでも食事全体は変わります。
マクドナルドを「体に悪い食べ物」と一括りにするのではなく、
メニュー単体の特徴と、組み合わせによる違いを見ることが大切です。
【関連記事】体に悪いランキング






